海外留学生保険(OSHC:Overseas Student Health Cover)とは、オーストラリアへ学生ビザで留学する人が必ず加入するように義務付けられている保険です(学生ビザ以外のビザで入国される人は加入の必要はありません)。留学中のケガ、病気、手術などの費用がカバーされるもので、海外旅行傷害保険に加入していても海外留学生保険の加入も必要です。
この保険はオーストラリアの民間保険会社によって取り扱われており、入学する各学校がそれぞれ契約している保険会社への加入が一般的です。
海外留学生保険は留学先の学校にて登録、支払い手続きを行う場合がほとんどです。通常は学校側から請求される学費と一緒に支払いますが、学校によっては自分で保険会社に加入、支払い手続きしなければならない場合もあります。
また、延長する場合も同じく留学先の学校で延長手続きをしてくれる場合もありますが、自分で直接保険会社へ行って延長手続きをしなければならないこともあります。
保険期間は留学期間内全てがカバーされるように加入しなければなりません。つまり、オーストラリアへ入国した日から出国する日までの期間がカバーされる必要があります。ただし、最初に加入するのは最大12ヶ月まででよいという決まりがありますから、12ヶ月を超えて留学される人は滞在中に自分で延長手続きを行います。ただし、学校によってはビザ発行期間すべてカバーされていない限り入学を認めないというケースがありますから、入学申し込みの際に確認する必要があります。
保険料は1ヶ月単位で計算され、学校は申し込み期間に準じて学費と一緒に保険料を請求します。ただし、大学や専門学校などの長期コースへ入学する場合は、最初の12ヶ月分のみの保険料支払いでも構いません。もちろん学生ビザの有効期限まで一括で保険料を支払うこともできますし、入学する学校によっては一括支払いが義務付けられている場合もあります。
病院での治療費またはレントゲン検査や入院費、救急車の費用、処方箋薬、血液検査のために支払う医療費が対象となります。病院以外で医療を受ける場合は標準料金の85%が保険から支払われます。差額は自己負担です。
なお公立、私立病院での治療は100%のカバーとなりますが、担当医から標準料金を超える金額の請求があった場合は、差額分が自己負担です。私立病院の入院・治療費もOSHCの対象となりますが、ほぼ全ての私立病院の請求金額が保険給付金を上回るため、自己負担額が発生します。また、避妊ピルなど特別な薬を除きほとんどの処方箋薬はカバーされますが、50ドルを超える薬は自己負担です。
この他、携行品、賠償責任、援助者費用などは保険適用外となっているため、留学生健康保険(OSHC)に加入する留学生であっても、日本を出発する前に海外旅行傷害保険に加入しておくことをお勧めします。
・ 歯科治療、物理療法、眼鏡、コンタクトレンズ、破損、盗難
・ 公立病院の個室割増料金、整形手術、
・ オーストラリア国外での入院・医療費、オーストラリア入国以前から煩っていた病気、怪我などの治療
・ 不妊治療、妊娠などの医療費

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